現代(ヒョンデ)自動車の純粋電気自動車「アイオニック5」(写真)が、ドイツの自動車専門メディア「アウトビルト」の電気自動車の比較評価で最も競争力のある車に選ばれた。28日、現代自によると、アウトビルトの最新号に掲載された今回の比較評価で、「アイオニック5」は、パワートレインや利便性、エコ性などの4項目でトップにつき、合計573点で、アウディQ4e-tron(565点)やポールスターの「ポールスター2」(553点)を抜き、総合トップについた。
ドイツで信頼性の高いアウトビルトの評価結果は、ドイツと欧州消費者の車両購入時の重要な判断基準になることで知られている。これに先立って、アウトビルトが、アイオニック5とフォルクスワーゲンID、ベンツEQBとアイオニック5を比較した時も、アイオニック5は1位となった。アウトビルトは、「アイオニック5は、強くて静かな加速性能のおかげで、最高速度の時速185キロに到達するまでそれほど大変ではない」とし、「特に誉めるべき部分は、i-Pedal(アイペダル)モードで加速ペダルを使って停車まで可能なので、とても便利だ」と評した。i-Pedalは、加速ペダルのみを利用して加速や減速、停車まで可能な走行モードだ。
ピョン・ジョングク記者 bjk@donga.com