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コロナ防疫のおかげ? 今冬も「インフルエンザのない冬」

コロナ防疫のおかげ? 今冬も「インフルエンザのない冬」

Posted March. 02, 2022 08:37,   

Updated March. 02, 2022 08:37

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今冬もインフルエンザの流行なく過ごせるようだ。新型コロナウイルスの流行後、国民が社会的距離の確保と感染防止対策をよく守っているためとみられる。

1日、疾病管理庁の感染症ポータルによると、2022年第8週目(2月13~19日)にインフルエンザ疑いの症状を見せた患者は外来患者1千人当たり3.7人にとどまった。これは、今冬(21~22年)のインフルエンザ流行注意報の発令基準(外来患者1千人当たり5.8人)に比べてわずかな数値だ。

38度以上の発熱とせき、のどの痛みがあれば、インフルエンザ疑い患者と見る。今冬には、一度も患者数が流行基準を超えたことはない。昨冬(20~21年)も同じだった。新型コロナウイルスの感染拡大直前の19~20年冬の外来患者が1千人当たり49.8人まで増えたのとは対照的だ。 

通常、インフルエンザは11、12月に流行した後、学校の休みが終わる3月に再び患者が増える傾向がある。江北(カンブク)三星(サムソン)病院家庭医学科の姜載憲(カン・ジェホン)教授は、「マスクの着用と手洗い、混雑する場所に行かないといった新型コロナウイルスの感染防止対策をよく守れば、今年の春もインフルエンザの流行はないだろう」と見通した。


イ・ジウン記者 easy@donga.com