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iPhone13プロだけで映画撮影した朴贊郁監督「自由が思い浮かんだ」

iPhone13プロだけで映画撮影した朴贊郁監督「自由が思い浮かんだ」

Posted February. 19, 2022 08:40,   

Updated February. 19, 2022 08:40

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朴贊郁(パク・チャンウク)監督(59)がアップルと協業して製作した短編映画「一場春夢」(LIFE IS BUTADREAM=人生は夢に過ぎない)を18日、公開した。映画は21分24秒の時代劇で、ユ・ヘジン、キム・オクピン、パく・ジョンミンが出演する。今回の新作はアップルのスマートフォンiPhone13プロだけで撮影された。iPhoneで撮った写真と映像を見せるアップルの「Shot on iPhone」キャンペーンの一環として制作された映画は、アップルの公式ユーチューブチャンネルで見られる。

映画は、早世した二人の幽霊が棺おけをめぐって喧嘩をしながら起こる深夜のひとしきり騒動を描く。今作は『オールドボーイ』『コウモリ』『お嬢さん』などを通して独自のスタイルを確立した朴監督といては初の時代劇だ。パンソリとマダン劇を用いて新たな試みを行った。朴監督は「小さなカメラで撮るとき、まず思い浮かんだのは自由だった。特定のジャンル映画ではなく、ストーリーが自然に展開されたため、まるでマダン劇のようなストーリーになった」と話した。

映画「1987」「暗殺」などに参加したキム・ウヒョン撮影監督が撮影した。キム監督は「軽快で面白い作業だった」と話した。キム・オクピンは「小さなカメラの前で演技することに慣れていないので不安だったけど、完成版を見てから自分だけの心配だったことが分かった」と話した。


キム・テオン記者 beborn@donga.com