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漢江マンション

Posted January. 24, 2022 08:34,   

Updated January. 24, 2022 08:34

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GS建設が、漢江(ハンガン)沿いの代表的再建築団地とされるソウル龍山区二村洞(ヨンサング・イチョンドン)にある漢江マンションの再建築事業を受注した。今後、ソウル市の階数規制である「35階ルール」が廃止されれば、68階建ての超高層マンションが建設される可能性も出てくる。

23日、整備業界などによると、漢江マンションの再建築組合は、前日に開かれた定期総会で随意契約でGS建設を再建築施工者に選ぶ案件を可決させた。漢江マンションは1970年、旧大韓住宅公社(現在の韓国土地住宅公社)が建設した最初の高級マンションだ。24棟、660戸規模の低層団地だ。現在の計画通りなら、ここは2024年に着工し、15棟(地下3階〜地上35階)1441戸規模の大型高層マンション団地として生まれ変わることになる。

ただ、ここは68階建ての超高層マンション団地に変わる可能性もある。GS建設が、今後、ソウル市の階数規制が緩和されることを念頭に置いて、再建築組合にソウル市から認可を受けた設計案とは別に、68階建ての設計案も追加で提示したからだ。

ソウル市は、故朴元淳(パク・ウォンスン)前市長在任時代の2013年から、第3種一般住居地域は35階以下に、漢江水辺沿いでは15階以下に階数を制限する「2030ソウルプラン」をまとめて、スカイラインを管理してきた。このため、かつて呉世勲(オ・セフン)市長の在任時代に承認された龍山区二村洞の「来美安(レミアン)チェリトゥス」(56階建て)や城東区聖水洞1街の「トリマーゼ」(47階建て)などを除いて、漢江沿いに35階を超えるマンションの建設は難しかった。

昨年4月のソウル市長補欠選挙で、呉市長が公約を通じて35階建ての規制を廃止する意思を表明したが、新しいスカイラインの原則を盛り込んだ「2040ソウルプラン」はまだ出ていない。建設業界では、来年6月のソウル市長選挙後、新たな階数管理対策が出るだろうと見ている。


朴昌圭 kyu@donga.com