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電子式マスクが年末から購入可能に、国標院が安全基準制定

電子式マスクが年末から購入可能に、国標院が安全基準制定

Posted October. 26, 2021 08:57,   

Updated October. 26, 2021 08:57

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韓国企業が製造するが、規制のため韓国国内で販売できなかった電子式マスク(写真)が、年末から韓国国内でも買えるようになる。電子製品の一種である電子マスクは、米国など海外で販売されている。

産業通商資源部(産資部)国家技術標準院(国標院)は25日、電子マスクの予備安全基準を制定し、26日に公告すると発表した。企業各社の製品準備期間を考慮すれば、12月22日から製品購入が可能になる見通しだ。

電子式マスクはフィルター、電動ファンなど電子式濾過装置を搭載して粒子状物質を遮断する機器だ。呼吸に便利で充電して使えるので、実利的と評価されているが、安全基準がないため韓国内では販売されなかった。LG電子が昨年7月に出した充電式の電子式マスクが代表的だ。海外で多く売れたが、韓国内では販売が不可能で、海外で該当製品を「逆に直接購入(直接逆輸入)」して使用するケースも起きている。

そのため業界は5月、「規制サンドボックス」を通じて電子式マスクの安全基準の制定を要請し、予備安全基準が設けられた。今後、電子式マスクの製造・輸入業者は出庫や通関前の安全性を確認後、安全認証(KC)マークを表示すれば韓国国内でも製品を販売できる。国標院の関係者は、「正式の安全基準の制定に1年以上かかることを勘案し、予備安全基準を用意した」とし、「使い捨てマスクに代わり環境汚染も減らせる」と明らかにした。


具特敎 kootg@donga.com