Go to contents

冬季に石炭発電を減らしたら温室効果ガスが1600万トン減少

冬季に石炭発電を減らしたら温室効果ガスが1600万トン減少

Posted October. 19, 2021 08:57,   

Updated October. 19, 2021 08:57

한국어

12月から翌年3月まで施行される粒子状物質の季節管理制期間に石炭発電を減らし、温室効果ガス1600万トンと微小粒子状物質(PM2.5)3358トンが減少したという分析結果が出た。

大気の流れが収まり、微小粒子状物質の濃度が高まる時期に実施する季節管理制期間には、石炭発電を減らし、排出等級5等級車両の運行を制限する。

無所属の梁李媛瑛(ヤンイ・ウォンヨン)議員が18日、環境部から提出を受けた資料によると、昨年12月から今年3月までの季節管理制期間に、石炭発電9~28基が稼動を停止した。石炭発電60基のうち、稼動中止如何は時期によって異なる。冬(12月~2月)は9~17基、春(3月)は19~28基が停止した。石炭発電の稼動中止で削減した温室効果ガスと微小粒子状物質の量を計算してみると、それぞれ1600万トンと3358トンに達した。

温室効果ガス1600万トンは、2018年、韓国が排出した温室効果ガス(7億2760万トン)の約2.2%に上る。また、3358トンの微小粒子状物質は、季節管理制で減らした全体微小粒子状物質の直接排出量(6237トン)の53.8%に達する量だ。

梁李議員は、「炭素中立とPM2.5の排出低減政策に力を入れなければならない」とし、「季節管理制を秋まで拡大する案も検討すべきだ」と述べた。


カン・ウンジ記者 kej09@donga.com