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元気のない大学生、10%のみ「積極的な求職活動」

元気のない大学生、10%のみ「積極的な求職活動」

Posted October. 13, 2021 08:16,   

Updated October. 13, 2021 08:16

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大学生10人に7人は、事実上、今年、求職をあきらめたという調査結果が出た。日増しに激しくなる就職競争のため、大学生らが自分の就職可能性を低く診断し、就職を諦めているという分析が出ている。

12日、全国経済人連合会(全経連)傘下の韓国経済研究院(韓経研)が、全国4年制大学の3、4年生の在学生及び卒業生2713人を対象に求職意思などについて調査した結果によると、これらの回答者の65.3%が事実上求職を断念している状態だった。韓経研は、回答者が求職活動をするかどうかについて、「ほとんどしない」(33.7%)、「儀礼的にしている」(23.2%)、「休んでいる」(8.4%)と答えたケースを事実上の求職断念者に分類した。積極的に求職活動をしているという回答の割合は9.6%で、10人に1人の割合にとどまった。

積極的に求職活動をしない理由としては、「自分の力量、技術、知識などが不足し、もっと準備するため」という回答が64.9%で最も多かった。また、回答者の58.6%は、今年の大卒新規採用環境は昨年より厳しいと展望した。コロナ禍の長期化による就業過程の難しさを問う質問には、回答者の29.3%が「採用機会の減少による入社競争の深刻化」を挙げた。

韓経研のチュ・グァンホ経済政策室長は、「狭くなる就職扉の中で青年たちが自信を失っている」とし、「企業規制の緩和、労働柔軟性向上などで企業の雇用余力を拡充するのが根本的な解決策だ」と診断した。


林賢錫 lhs@donga.com