Go to contents

小中高生の保護者10人に5人が「子どもがコロナで落ち込む」

小中高生の保護者10人に5人が「子どもがコロナで落ち込む」

Posted October. 05, 2021 08:23,   

Updated October. 05, 2021 08:23

한국어

コロナ禍の中、小中高校の子どもを持つ保護者10人に5人が「子どもが落ち込んだ気持ちを表したことがある」と回答したことが分かった。

国会教育委員会所属の最大野党「国民の力」の鄭燦敏(チョン・チャンミン)議員室が、全国の小中高校に在学中の子どもを持つ保護者621人を対象に、リアルメーターに依頼して調査した「学力低下および格差を巡る認識調査」の結果によると、47.5%が「気持ちの落ち込みや不安障害を表したことがある」と答えた。保護者たちは子供の感情表出の理由として、「社会的距離確保による外出などの身体活動の制約」(33.6%)を最も多く挙げ、「不登校による交友関係の問題」(23.7%)の順だった。

また、遠隔授業によって子どもの成績が「過去に比べて下落した」と答えた保護者は10人中3人(32.5%)で、「差がない」は50.7%、「上昇した」は16.7%だった。成績が落ちた理由としては、「遠隔授業の質が悪いから」という回答が36.1%で最も多かった。

オンライン授業の満足度については、保護者10人中4人(42.8%)が「不満足」と答え、「満足している」という反応は20.9%にとどまった。満足できない理由としては、「ずさんなオンライン授業コンテンツ」(29.3%)、「家庭内管理監督者の不在」(25.2%)などと調査された。ずさんな遠隔授業によって、私教育費の支出が増えたという保護者も40.4%だった。

鄭議員は、「新型コロナの長期化により児童生徒たちのうつ病が増加しただけに、精神健康管理専門人材の学校配置など教育部による対策作りが急がれる」とし、「オンライン授業コンテンツの質を確保し、授業方法を改善しようとする努力も必要だ」と指摘した。


姜炅石 coolup@donga.com