忠清南道瑞山市海美面(チュンチョンナムド・ソサンシ・ヘミミョン)にある海美殉敎聖地(写真)が最近、法王庁が承認した国際聖地に指定された。カトリック大田(テジョン)教区によると、法王庁は1日、海美殉教聖地を国際聖地に宣言し、承認教令を伝えた。国際聖地の宣言は、韓国内では2018年のソウル大教区の巡礼の道に続き2度目で、アジアでは3度目だ。
海美殉敎聖地では、1800年代にカトリックへの迫害で、朝鮮のカトリック信者2000人あまりが処刑された。フランシスコ法王は2014年の訪韓当時、ここを訪問した。ハン・グァンソク海美殉敎聖地担当神父は、「海美殉敎聖地の国際聖地宣言は、名前すら残せなかった殉教者たちの信仰を模範として認め、これを世界に知らせた光栄な出来事だ」と語った。
金甲植 dunanworld@donga.com