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第3地帯予備選、6日に候補一本化の方式巡り交渉

第3地帯予備選、6日に候補一本化の方式巡り交渉

Posted February. 06, 2021 08:13,   

Updated February. 06, 2021 08:13

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野党「国民の力」が4月のソウル市長補欠選挙の予備選進出者4人を確定し、「第3地帯の予備選」に合意した「国民の党」の安哲秀(アン・チョルス)代表、元議員で無所属の琴泰燮(クム・デソプ)氏との野党候補一本化が政界の関心事に浮上した。

「国民の力」は7日と8日、候補と記者団が会う「メディア・デー」を皮切りに、少なくとも3回の1対1討論と1度の合同討論会を開催した後、100%世論調査方式で来月4日に候補を選出する。安氏と琴氏は、野党陣営の第3地帯の予備選に向けて、早ければ6日、各2人の実務交渉担当者が会って、候補一本化の方式や討論の日程を話し合う計画だ。早ければ2月末、遅くとも3月初めには候補を決める計画だ。

 

野党では、「国民の力」と「第3地帯」の候補一本化だけでなく、第3地帯内の候補一本化も容易でないという見方が多い。「国民の力」関係者は、「両陣営が鋭く対立すればするほど、世論調査方式や討論の回数など『細部に悪魔が宿る』ほかない」と話した。

安氏に比べて支持率が低い琴氏側は、できる限り討論の回数を増やして安氏を追い抜く計画だが、安氏側は興行が担保されない討論には応じないという戦略だ。第3地帯の候補と「国民の力」の候補の支持率の差が大きくなければ、世論調査機関、質問設計が勝敗の決定的変数として作用する可能性がある。

政治評論家のイ・ジョンフン氏は、「敗者も大統領選の時に機会があるので、過去のように一本化の雑音は大きくないだろう」としながらも、「世論調査の文面や討論方式など予備選の詳細をめぐって候補間の神経戦が繰り広げられるだろう」と指摘した。


ユン・ダビン記者 empty@donga.com