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三星電子、13兆ウォンのサプライズ配当

三星電子、13兆ウォンのサプライズ配当

Posted January. 29, 2021 08:14,   

Updated January. 29, 2021 08:14

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「東学アリ運動」の代表株である三星(サムスン)電子が、総額13兆1242億ウォン(約13兆1242億ウォン)の配当金を支給することを決めた。2019年の上場企業全体配当額の58%に迫る金額で、これまでの韓国上場企業の配当金では過去最大規模となる。

28日、三星電子の崔輪鎬(チェ・ユンホ)経営支援室長(社長)はカンファレンスで、「新型コロナウイルス感染症(新型コロナ)などの困難の中でも、役職員と協力会社を含むすべての利害関係者が努力して、特別配当を支給できるようになった」と株主還元政策を明らかにした。三星電子は、年間の正規配当も今年から3年間9兆8000億ウォンで、昨年より2000億ウォン増やすことにした。

三星電子は株主総会の承認を経て、4月中に1株当たり1932ウォン(普通株基準)を昨年12月28日基準で保有株主たちに支給する計画だ。昨年末基準で、三星電子の小口株主だけでも約215万4000人余りに上る。今回の特別配当で、個人株主(普通株基準)らは平均35万ウォンの配当金を受け取ることになる見通しだ。

三星電子の持分を10%保有して事実上の筆頭株主である国民年金は、今回の配当を通じて計1兆2504億ウォンを稼ぎ、最大恩恵者となった。オーナー一家のうち、三星電子の李在鎔(イ・ジェヨン)副会長は812億ウォン、洪羅喜(ホン・ラヒ)元リウム美術館長は1046億ウォンを受け取ることになる。故李健熙(イ・ゴンヒ)会長が受け取る配当金は約4828億ウォン程度で、これは相続人らに支給される予定だ。

一方、同日、三星電子は昨年、売上が236兆8100億ウォン、営業利益が35兆9900億ウォンを達成したと明らかにした。売上基準で過去3番目の好成績だ。


ソ・ドンイル記者 キム・ジャヒョン記者 dong@donga.com · zion37@donga.com