清海部隊、1ヵ月前にホルムズ海峡に急派した
Posted January. 08, 2021 08:02,
Updated January. 08, 2021 08:02
清海部隊、1ヵ月前にホルムズ海峡に急派した.
January. 08, 2021 08:02.
by 申圭鎭, 崔智善 newjin@donga.com,aurinko@donga.com.
ペルシア湾付近で韓国船籍のタンカー保護作戦を遂行する清海(チョンヘ)部隊が昨年12月初め、イランがタンカーを拿捕する動きがあるという情報により、ホルムズ海峡に派遣されていたことが分かった。イランはそれから1ヵ月後の4日、同海峡で「韓国ケミ号」を拿捕して抑留している。複数の政府筋は7日、「清海部隊の駆逐艦『崔瑩(チェ・ヨン)』(4400トン級)が昨年12月初め、ホルムズ海峡に移動し、数日間待機した」と明らかにした。当時、「崔瑩」は現地の主要国際機関や韓国政府、外交部と連絡を交わし、イラン革命防衛隊が実際に韓国のタンカーを拿捕しようとするのか注視したと、消息筋は伝えた。今回、韓国のタンカーを拿捕したのも革命防衛隊だ。 情報当局は昨年12月初め、ホルムズ海峡付近で、イラン側が韓国のタンカーを拿捕する可能性があるという機密情報を入手した。これにより外交部は、ペルシア湾に隣接した5ヵ国に所在する公館に公文書を送り、イランのタンカー拿捕の可能性に対する調査とモニタリングを指示した。当時公文書には、「イラン政府や準政府機関または政府支援団体がホルムズ海峡を往来する韓国のタンカーを拿捕する計画」という内容が記されていたという。 政府内で単に情報の伝播にとどまらず、清海部隊を現地に急派して対応に出たことは、拿捕の可能性に対する具体的な情況を政府がつかんでいたためとみられる。ホルムズ海峡はアデン湾付近のオマーン湾、ホルムズ海峡、ペルシア湾付近で、韓国船舶や海外同胞を保護する任務を遂行する清海部隊の作戦半径に含まれる。ただ、実際に拿捕など特異な動きが捉えられず、「崔瑩」は数日後、ホルムズ海峡から直線距離で約300キロ離れた寄港地マスカット港付近に移動したという。「崔瑩」は、韓国タンカーの拿捕後、5日未明にホルムズ海峡に再び派遣された。
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ペルシア湾付近で韓国船籍のタンカー保護作戦を遂行する清海(チョンヘ)部隊が昨年12月初め、イランがタンカーを拿捕する動きがあるという情報により、ホルムズ海峡に派遣されていたことが分かった。イランはそれから1ヵ月後の4日、同海峡で「韓国ケミ号」を拿捕して抑留している。
複数の政府筋は7日、「清海部隊の駆逐艦『崔瑩(チェ・ヨン)』(4400トン級)が昨年12月初め、ホルムズ海峡に移動し、数日間待機した」と明らかにした。当時、「崔瑩」は現地の主要国際機関や韓国政府、外交部と連絡を交わし、イラン革命防衛隊が実際に韓国のタンカーを拿捕しようとするのか注視したと、消息筋は伝えた。今回、韓国のタンカーを拿捕したのも革命防衛隊だ。
情報当局は昨年12月初め、ホルムズ海峡付近で、イラン側が韓国のタンカーを拿捕する可能性があるという機密情報を入手した。これにより外交部は、ペルシア湾に隣接した5ヵ国に所在する公館に公文書を送り、イランのタンカー拿捕の可能性に対する調査とモニタリングを指示した。当時公文書には、「イラン政府や準政府機関または政府支援団体がホルムズ海峡を往来する韓国のタンカーを拿捕する計画」という内容が記されていたという。
政府内で単に情報の伝播にとどまらず、清海部隊を現地に急派して対応に出たことは、拿捕の可能性に対する具体的な情況を政府がつかんでいたためとみられる。ホルムズ海峡はアデン湾付近のオマーン湾、ホルムズ海峡、ペルシア湾付近で、韓国船舶や海外同胞を保護する任務を遂行する清海部隊の作戦半径に含まれる。ただ、実際に拿捕など特異な動きが捉えられず、「崔瑩」は数日後、ホルムズ海峡から直線距離で約300キロ離れた寄港地マスカット港付近に移動したという。「崔瑩」は、韓国タンカーの拿捕後、5日未明にホルムズ海峡に再び派遣された。
申圭鎭 newjin@donga.com · 崔智善 aurinko@donga.com
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