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医療崩壊の憂慮に猛暑まで重なった流行「第2波」警報

医療崩壊の憂慮に猛暑まで重なった流行「第2波」警報

Posted August. 18, 2020 08:05,   

Updated August. 18, 2020 08:05

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首都圏の教会を中心に集団感染が起こり、新型コロナウイルスの新規感染者が17日に197人発生し、4日連続で3桁の数を記録した。ソウルのサラン第一教会の感染者は17日までに317人と集計され、韓国国内の集団感染事例で2番目に多いソウルの梨泰院(イテウォン)クラブ(210人)を抜いた。韓国最大の教会である汝矣島(ヨウィド)の純福音教会でも感染者が発生した。教会と信者は、首都圏の急増の勢いが全国に及ばないよう防疫当局の疫学調査に協力しなければならない。

今回の首都圏感染の事態は、今年2、3月の大邱(テグ)・慶尚北道(キョンサンプクト)の第1波後に迎える第2波の危機だが、第1波よりも感染のスピードが速く、感染の様相と対応能力の面でより危険だ。大邱・慶北の時は、新天地という単一の集団で主に感染が発生したので疫学調査が容易で、感染者も若者が多く致死率も低かった。しかし、今回は教会事務所やコーヒー専門店など様々な生活空間で同時多発的に集団感染が発生したうえ、感染者10人中4人が50代以上の高齢層だ。首都圏の重症患者治療の病床339床のうち半分以上がすでに使用されている。梅雨が終わると猛暑が予測されており、熱中症患者まで発生すれば、病床不足になる可能性が高い。

大邱・慶北の時も、患者の症状の程度によって医療資源を効率的に配分するシステムが整っておらず、重症患者の半分以上が軽症患者に押されて集中治療室に入院できなかった。第2波が早くから予告されていたのに、第2波が近づくやいなや病床不足の話から出てくるとは、政府の安易な対応がもどかしい。

医療スタッフの献身も期待できない。新型コロナウイルスの長期化で医師10人中3人が「燃え尽き症候群」状態だ。第1波を無事に対応した政府は、保健福祉部次官のポストを増やし、疾病管理本部を庁に昇格させたが、一線の保健所の人手不足問題とコロナ対応による病院の経営難への対応は疎かにした。さらに、医療界と協議なく医学部定員拡大政策まで突然発表し、医師からの集団反発がでている。

今からでも急いで一線の感染対策要員を補充し、病床と医療人材を効率的に動員できるようシステムを再整備しなければならない。軽症患者は生活治療センターに送り、重症患者用の治療病床を最大限確保して、医師に一度も診てもらえずに死亡する事態を阻止しなければならない。慶尚北道の慶山(キョンサン)高校の生徒のケースのように、コロナ患者に押されて救急患者が治療を受けることができない事態が再発しないよう救急診療の区域を分けて運営しなければならない。

 

このような中、大学病院の専門医が政府の医学部定員拡大と漢方調剤薬給与化に反対して、21日から無期限ストに入る。大韓医師協会も26日から3日間、第2回ゼネストを予告した。政府は一方通行の医療政策執行の問題を認め、医療界の意見を聴いて誠意ある態度を示すべきだ。医療界も流行第2波の危機を迎え、集団行動を自制し、医療現場を守ることを期待する。