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米次官補、「在韓米軍駐留費交渉、米国は柔軟に対応」

米次官補、「在韓米軍駐留費交渉、米国は柔軟に対応」

Posted May. 16, 2020 08:55,   

Updated May. 16, 2020 08:55

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クーパー米国務次官補(軍事問題担当)が14日(現地時間)、在韓米軍駐留費の負担割合を巡る韓米両国の交渉に関し、「米国は柔軟に対応してきた」と強調し、韓国に再び圧力をかけた。

クーパー氏は同日、ネット記者会見で、米国が先月、韓国に13億ドル(約1兆6千億ウォン)の負担を逆提案した後の交渉状況を問われ、「交渉は中断していない。両国で交わされている意見が、ソウルやワシントンの政府チャンネルの外に出ている」と述べた。また、1年前に交渉を始め、道は長かったとし、「交渉を進めながら米国自ら調節するなど柔軟に対応した」と強調した。

この発言は、米国が柔軟性を発揮して50億ドルから現在の13億ドルに要求額を引き下げたという従来の主張を繰り返し、韓国の態度変化を求めたとみえる。クーパー氏は、「文在寅(ムン・ジェイン)大統領とトランプ大統領、両国政府が十分に受け入れることができる地点に到達する必要があるということを認識している」とし、「このために努力していく」と付け加えた。

一方、クーパー氏は、北朝鮮の新型コロナウイルスの感染と関連して、「北朝鮮のチャンネルで公式に出てくる情報はきわめて制限的だが、北朝鮮に感染者がいないというのは不正確だろう」と述べた。また、北朝鮮が新型コロナウイルスと関連した米国の支援の提案を受け入れたか問われ、「わからない」としつつも、「私たちの支援提案を受け入れない多くの国があるが、支援を受け入れないことと応答がないことは違うということを指摘したい」と述べた。北朝鮮が米国の支援提案に応答していない可能性を示唆したとみえる。


丘佳仁 comedy9@donga.com