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無観客コンサートはどうする?オンライン上の生中継が答え!

無観客コンサートはどうする?オンライン上の生中継が答え!

Posted March. 06, 2020 07:44,   

Updated March. 06, 2020 07:44

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新型コロナウイルス感染症(COVID19)が広がり、無観客コンサートのオンラインでの生中継が公演界の新しいトレンドとして浮上している。

パンソリとレゲエを融合した国楽フュージョングループ「ソウルソースmeetsキム・ユルヒ」は14日、新曲発表会を有料のオンラインショーケースとして行う。所属事務所「東洋標準音響社」のオ・ジョンソク代表は5日、「ショーケースをユーチューブで生中継し、希望する視聴者がPayPalなどのオンライン決済で寄付した金額を、すべてCOVID19被害者に伝える計画だ」と明らかにした。

東洋標準音響社のユーチューブ公式チャンネルは、14日午前11時から、このチームがソウル麻浦区(マポグ)の公演会場で新曲「Swallow Knows」などを歌い、話を交わすシーンを全世界に生中継する。オ代表は、「最近、音楽公演が相次いでキャンセルとなり、ファンが自宅で文化的生活を楽しむことに着目した。厳しい立場に置かれている方々と共にがんばろうという意味で、収益を寄付することにした」と語った。

ソウル敦化門(トンファムン)国楽堂(芸術監督=カン・ウンイル)は、19日から29日まで行う「ウンダン旅館音楽会」のオンライン上での生中継を検討している。故朴貴嬉(パク・ギヒ)名唱がソウル鐘路(チョンノ)で芸術家のアジトのように運営したウンダン旅館を題材にしたトークコンサート。国楽堂の関係者は、「コロナ警報が現在の『深刻』段階で下がらなければ、生中継に切り替えたいと思う」と語った。ここでは、先月29日の公演「よく見てこそきれいだ」をオンラインで生中継した。観客を受け入れず、出演陣の構成も縮小した。

歌手ソヌ・ジョンアも、無観客公演の生中継を検討している。これに先立って、ソヌ・ジョンアは先月末、オンラインで生中継した「ジャズ・ボックス」の公演を4日、ユーチューブ公式チャンネルにアップロードして誰でも見られるようにした。所属事務所「マジックストロベリーサウンド」の関係者は、「ソヌ・ジョンアはもとより、他のミュージシャンの公演もオンラインでの生中継について悩んでいる。COVID19の影響で、ファンとミュージシャンが疎通する舞台が無くなったことについての代案だ」と明らかにした。

一方、COVID19が欧州で広がっており、2020年のヴェネツィア・ビエンナーレの建築展が8月に延期された。

ヴェネツィア・ビエンナーレ側は4日(現地時間)、当初5月23日だった開幕日を8月29日に延期して、11月29日まで開催すると発表した。今年のヴェネツィア・ビエンナーレの建築展は、ハシム・サルキスが監督を引き受けて、「どのように一緒に生きるべきか(How will we live together)」をテーマに開かれる予定だった。


イム・ヒユン記者 キム・ミン記者 imi@donga.com · kimmin@donga.com