
テレビでしか見たことのないフィールドのスタープレーヤーたちを、ゴルフの有望株たちは好奇心いっぱいの眼差しで見つめていた。そういう卵たちのために、先輩たちは一つでも多くのことを教えようと愛情を込めたアドバイスを惜しまなかった。
15日、仁川(インチョン)スカイ72ゴルフ場には、崔京周(チェ・ギョンジュ)、カン・ウクシン、パク・ナムシン、パク・セリ、パク・チウン、ハン・ヒウォンら男女の看板ゴルファー15人が45人の卵たちと4人1組に分かれて18ホールを回る特別なイベントが催された。17日に同会場で開催される韓国プロゴルフ・SKテレコムオープンを控えて開催された才能寄付幸福ラウンドだ。SKテレコム・スポーツマーケティンググループ長のオ・ギョンシク氏は、「『世代をつなぐ、もう一つの夢』というキャッチフレーズを掲げて、ゴルフ人材育成に小さな貢献ができることを願う」と話した。
2016年のリオデジャネイロ五輪で男女ゴルフ代表監督を務めた崔京周とパク・セリは、熱い視線を浴びた。崔京周は、「若い選手たちより、私の方がもっと緊張した。スイングの基本やマナーなどを強調した」と話した。
指のケガでプレーはできなかったが、メンティーたちと18ホールに立ち会ったパク・セリは、ゴルフと生活のバランスを強調した。「学生らしく学業や読書、趣味活動など多様な経験を積むことを薦めます」。
崔京周と一緒に回ったウ・ユンジさん(トンジ女子中1年)は、「厳しい環境を克服して世界を制覇した崔さんからチャレンジー精神を学ぶことができた」と話した。
師匠の日を迎えてカーネーションと記念のケーキを伝える時間も設けられた。
大韓ゴルフ協会のカン・ヒョンモ副会長は、「男子大会イベントだが、女子選手も招待した。普段、このような機会が恵まれていない地方の選手たちも参加できるようにした貴重なイベントだった」と話した。
金鍾錫 kjs0123@donga.com