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東山高1年のチャン・グァンソク、代打出場での逆転勝ちをけん引 黄金獅子旗高校野球

東山高1年のチャン・グァンソク、代打出場での逆転勝ちをけん引 黄金獅子旗高校野球

Posted May. 05, 2017 08:17,   

Updated May. 05, 2017 08:17

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4日、ソウル木洞(モットン)球場で行われた第71回黄金獅子旗全国高校野球大会で東山(トンサン)高校は1回戦敗退寸前まで追い込まれた。松炭(ソンタン)第一高校戦で7回まで4-7でリードされた。仁川・江原(インチョン・カンウォン)圏1位で今大会に出場した東山高校は京畿圏B4位の松炭第一高校より一枚上手の戦力と評価されたが、7回まで6盗塁を許すなど相手の速い足を止めることができず苦しい展開を強いられた。

流れが変わり始めたのは松炭第一高校の先発投手ソン・ホジンがマウンドを降りた8回からだった。連続安打と四球などで5-7まで追いついた1死満塁で打席に入った東山高校1年生のチャン・グァンソク(写真)は同じ1年生の相手投手コ・ヨンソクのボールを捉え、中堅手の頭を超える決勝三塁打を放った。チャン・グァンソクは、続く攻撃でハン・ギョンビン(3年)の安打のときホームに帰り、9-7の逆転を完成した。7回裏に代打として投入されたチャン・グァンソクは2打数2安打3打点1得点をマークし、この日の勝利の最大の功労者になった。

チャン・グァンソクは、「全国大会だしテレビでも中継されているので随分緊張したけど、顔に出さないように努めた。先輩たちも『今日のMVPはお前だ』と言ってくれた。一生忘れられない試合になりそうだ」と言って笑みを浮かべた。クム・グァンオク監督は、「これからチームの宝になる選手だ。1年生とは思えないほど落ち着いていて、フォロースイングなど打撃技術も良いものを持っている」と話した。

同じ左打ちのロッテの外野手、ソン・アソプが好きだというチャン・グァンソクは、「ソン選手のような熱い選手になりたい。チームに勝る偉大な個人はない。これからもチームに迷惑をかけないよう最善を尽くしたい」と残り試合への意気込みを語った。



姜泓求 windup@donga.com