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米下院議長、「北朝鮮、イラン、ロシア、ISが4大脅威」

米下院議長、「北朝鮮、イラン、ロシア、ISが4大脅威」

Posted March. 30, 2017 08:36,   

Updated March. 30, 2017 08:36

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米国と北朝鮮の神経戦がますます尖鋭になっている。米国のライアン下院議長は28日(現地時間)、ワシントンで開かれた親イスラエル・ロビー団体「米国イスラエル公共問題委員会」(AIPAC)の政策カンファレンスの演説で、北朝鮮とイラン、ロシア、「イスラム国」(IS)を米国の国家安保の4大脅威と指摘した。

ライアン議長は、「ISは依然として外国でわが軍隊を脅かし、(追従者に)テロを促している」とし、「北朝鮮は核と長距離ミサイル実験を続け、敵対感を持って反米発言をしている」と強調した。

米紙ウォール・ストリート・ジャーナルの外交担当コラムニスト、ブレット・スティーブンス氏は、「北朝鮮に対する新しいアプローチ」というコラムで、「米国は今や『北朝鮮の体制転換(レジーム・チェンジ)を公式の北朝鮮政策として採択する時が来た』と主張した。同紙は、「この約20年間の包容、制裁、そして『戦略的忍耐』はすべて失敗した」とし、「トランプ大統領は来月の米中首脳会談で、中国の習近平国家主席に『どのような方法の北朝鮮のレジーム・チェンジを望むのか』を問い、議論しなければならない」と主張した。

北朝鮮は、米議員の金正恩(キム・ジョンウン)労働党委員長に対する非難発言に対して、「宣戦布告に匹敵する重大な挑発」と強く反発した。北朝鮮外務省報道官は28日、朝鮮中央通信記者との問答で、「テッド・クルーズをはじめ上院の強硬保守の人々が強いて私たちの最高尊厳に対して妄言を吐くことは、私たちの思想と制度、人民に対する最大の敵対表現であり宣戦布告に匹敵する重大な挑発だ」と主張した。クルーズ上院議員は21日、「北朝鮮の独裁者金正恩委員長は、腹違いの兄の金正男(キム・ジョンナム)氏を外国の地で暗殺した」とし、北朝鮮をテロ支援国に再指定する法案を最近、代表発議した。ジョン・マケイン上院軍事委員長は、金委員長を「気の触れたデブ(crazy、fat kid)」と批判した。



워싱턴=이승헌 특파원ddr@donga.com · 뉴욕=부형권특파원 ワシントン=イ・スンホン特派員 bookum90@donga.com