ヘイムリ氏は同日、米ワシントンでCSISと韓国防衛事業庁などが共同後援したセミナー「韓米国防獲得政策と国際安保環境」での挨拶で、「在韓米軍は米国の戦略的な理由で(韓半島に)いるのであり、韓国の防衛だけのためにいるのではない。米国の国益に重要な役割を果たすために行っている」と強調した。共和党員のヘイムリ氏は、クリントン政府で国防副長官を務めた外交安保の専門家だ。
さらに、「(大統領候補時代に)まるで(韓国に在韓米軍という)贈り物をするかのように言ったトランプ氏の発言のために不安ではあるが、(韓米が互いに)強力な友好国を持っているということは良いことだ」とし、「韓米両国は時折困難もあったが、常に難関を克服して友情を堅く守ってきた」と強調した。ヘイムリ氏は、崔順実(チェ・スンシル)国政壟断事態による韓国政局の混乱についても、「最近、韓国にも大変なことがあるが、来年末の大統領選挙で新しい強力な指導者が出て韓米同盟が堅固に続くことを願う」と話した。
ワシントン=イ・スンホン特派員 ddr@donga.com