3日、「国民の党」によると、権魯甲(クォン・ノガプ)常任顧問を含む東橋洞(トンギョドン)系を中心にこのような声が出ている。ある東橋洞系の要人は、「非常対策委員長は全党大会を管理するため、重鎮が党を率いなければならない」とし、「鄭顧問は野党の正統性を引き継ぐ人物であり、大統領選の選対委員長を2度も務めた」と強調した。
これに対して、東橋洞系が朴委員長とある程度、考えが一致しているのではないかという観測が流れている。しかし、朴委員長は「知らない」と即答を避けた。ただ、朴委員長は先月30日、非公開の非常対策委で、「9日を目標に後任の非常対策委員長に引き継ぐ」と話したという。
「国民の党」の全党大会が今年12月に予定されており、後任の非常対策委員長の任期は2ヵ月余り。党内の一部では、重鎮級よりも新しい人物を前に出さなければならないという声もあり、難航が予想される。
황형준 ファン・ヒョンジュン記者 기자constant25@donga.com