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議長選出遅れた新国会、今度も法廷開院期限間に合わず

議長選出遅れた新国会、今度も法廷開院期限間に合わず

Posted June. 08, 2016 07:23,   

Updated June. 08, 2016 07:36

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結局は新しい第20代国会の国会議長選出も法定期限に間に合わなかった。与野党が揃って「法定の開院日を守る」と公言していたが、掛け声倒れに終わった。

国会法による正副議長選出の法定期限である7日、与野党は口論だけを繰り返した。野党「共に民主党」と国民の党は、「国会議長を自由投票で選出する」ことで一致したが、与党セヌリ党は否定的な態度を示した。このため、新国会も出だしから混迷政局が長引く可能性が高まっている。

開院に向けた与野党間交渉の最大の焦点となっているは国会議長の選出方式。先に国民の党が「国会議長から自由投票で決めよう」と提案。同党の安哲秀(アン・チョルス)常任共同代表は、「議長、副議長、常任委員長をまとめて交渉するからややこしくなって交渉が遅れている」とし、「(セヌリ党と共に民主党の)2党は議長候補から決めてもらいたい」と主張した。

共に民主党は国民の党の提案を受け入れた。金鍾仁(キム・ジョンイン)非常対策委員会代表は、「議長を投票で決めるのは、基本的に有権者の意見を無視する結果だ」として反対意見を示したが、同党の議員総会を通じて国民の党のアイデアを受け入れることを決めた。「与野党間の合意」を前提にしたものの、事実上野党2党がスクラムを組んで与党に「自由投票による議長選出」を押し付けている格好だ。

これに対し、セヌリ党は有効な対応カードを示せず苦慮している。同党の金度邑(キム・ドウプ)院内首席副代表は、記者団に対し「公式に(野党の)立場を聞いてみたい」とし、「議長選出は慣例に沿って(与野党の)合意の下、投票で処理するべきだ」と話した。



한상준 기자alwaysj@donga.com · 홍수영기자 ハン・サンジュン記者 ホン・スヨン記者 gaea@donga.com