
最近、極地探検やエネルギー開発が活発になったことで、極限温度に耐えられるケーブル需要がさらに増えており、ケーブル技術への要求レベルも高まっている。LS電線が今回開発したケーブルは、氷点下70度の悪条件でも安定的に電流を流し、外部衝撃や曲げにも割れたりしない。主に極地の砕氷船やボーリング設備などで、様々な機器や装備に通信信号や電気を送るのに使われる予定だ。LS電線の金東郁(キム・ドンウク)技術開発本部長(常務)は、「造船・海洋産業は低迷しているものの、極地開発プロジェクトは次々と進められているので、極低温ケーブルの需要も増えるだろうと期待している」と話した。
LS電線は、超高圧や海底ケーブルなどの主力事業のほか、エコや鉄道、鉱山、建設重装備用ケーブルなど、様々な特殊ケーブルの開発で売り上げを拡大していく計画だ。
이샘물 イ・センムル記者 기자