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朝鮮の仏画がニューヨークのオークションで20億ウォンで落札

朝鮮の仏画がニューヨークのオークションで20億ウォンで落札

Posted April. 22, 2016 07:41,   

Updated April. 22, 2016 08:25

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世界なオークションハウスであるクルスティーズのオークションで、朝鮮時代の仏画(写真)が、180万5000ドル(約20億4000万ウォン)で落札された。海外オークションで落札された韓国古美術絵画の中では最高価格だ。これまで海外で取引された韓国古美術品の最高落札価格の記録は、1996年、同じオークションで841万7500ドルで落札された白磁鉄画雲龍文の壺だった。

クリスティーズ韓国事務所は20日、「15日(現地時間)、米クリスティーズニューヨークで、韓国古美術のオークションが2年ぶりに行われた。出品された仏画の推定価格は4万〜6万ドルだったが、約45倍も高い価格で販売された」と明らかにした。韓国事務所は、「これまでは高値がつかなかった韓国絵画が見直されるきっかけになるだろう」と付け加えた。

この仏画は、中宗(チュンジョン)の継妃である文定(ムンジョン)王后(1501〜1565)が発願して製作したものだ。縦=60.3センチ、横=101.6センチのムラサキ色の絹織物に釈迦牟尼が弟子たちに説法する姿を金で描いた。

一方、虎の描かれた19世紀の青華白磁は、推定価格である15万〜25万ドルの約6倍もする96万5000ドル(約10億9400万ウォン)で落札された。今回のオークションには計27点が出品され、25点が落札された。総販売価格は377万8625ドル(約42億8300万ウォン)だった。



김동욱 キム・ドンウク記者 기자creating@donga.com