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最高級家電「LGシグネチャー」を発売

Posted December. 24, 2015 07:27,   

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LG電子の生活家電が次々と新しいブランドをローンチングして、衣替えをしている。LG電子は最高級家電市場の攻略のため、統合ブランド「LGシグネチャー(SIGNATURE)」を来年1月6日(現地時間)から米ラスベガスで開かれる家電展示会(CES)で公開し、来年上半期中(1〜6月)に製品を発売すると23日明らかにした。

これまで「ディオス」(冷蔵庫)、「トロム」(洗濯機)、「LGオーレッド」(テレビ)など、製品別に差別化したブランドを運営してきたLG電子が、生活家電製品群をまとめた統合ブランドを披露するのは今回が初めてのこと。LGシグネチャーは2014年、各事業本部長や社内デザイン専門家らが集まって発足したLGデザイン委員会で、2年間の準備を経て出した成果だ。

LG電子の関係者は、「従来のブランドもそのまま運営するものの、その中で最高級市場を攻略するための製品には、別途にシグネチャーブランドを付けることになる」とし、「プレミアム製品群統合ブランドで消費者らの信頼や満足感を高め、LG電子製品への統一イメージを与えるのが目標だ」と説明した。

最近、電子業界では、最高価格の家電製品市場が、350兆ウォン規模のグローバル家電市場全体の5%を占め、一般家電比3倍の高い成長率を記録していると試算している。LG電子は、新規統合ブランドが家電事業の量的拡大と質的成長を同時に牽引することを期待している。LG電子はこれに先立って、10月も新規空気清浄機ブランド「ピューリケア」を発売したが、ブランド発売後、1ヵ月間の製品販売台数が、その直前の1ヵ月間に比べて約50%伸びたことが調査の結果分かった。新しいブランドの発売が、新規消費者の流入へとつながっているのだ。

来年から、本格的に発売されるLGシグネチャーブランド製品は、従来のプレミアム製品に、本質的価値を強調した機能が加わる形となる見通しだ。

LGシグネチャーオーレッドテレビは、テレビの最も本質的要素と言われている画面に徹底的に集中し、有機発光ダイオード(OLED)ディスプレイのほかの付属的要素は目につかないようにデザインした。顧客らは視覚的にも聴覚的にも、より優れた臨場感を楽しむことができるというのが、LG電子側の説明だ。LGシグネチャー洗濯機は、世界初にドラム洗濯機の下段に縦型洗濯機を結合させたツインウォッシュ製品を基盤に、耐久性や利便性を強化した。LGシグネチャ—冷蔵庫は、「冷蔵庫の中のミニ冷蔵庫」と呼ばれる冷蔵庫ドアの収納スペース「マジックスペース」をガラス張りにし、冷蔵庫のドアを開けなくても、中が確認できるのが特徴となっている。LGシグネチャー空気清浄機は、空気を浄化する過程を目視できるよう、ガラス張りのデザインを採用した。

LG電子は、LGシグネチャーブランドや製品をPRするために、公式ブランドホームページ(www.LGSIGNATURE.com)を通じて、「本質の美学(The Art of Essence)」をテーマに、多様な情報やコンテンツを提供する計画だ。



jhk85@donga.com