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北朝鮮、豊渓里核実験場に新たなトンネル 38ノースが報道

北朝鮮、豊渓里核実験場に新たなトンネル 38ノースが報道

Posted December. 04, 2015 07:21,   

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北朝鮮が3度の核実験を実施した咸鏡北道吉州郡豊渓里(ハムギョンプクト・キルジュグン・プンゲリ)の核実験場で新たに第4トンネルが発見されたと、米国の北朝鮮専門ウェブサイト「38ノース」が2日(現地時間)、報じた。

38ノースは、民間の衛星写真を判読した結果、「過去に核実験を実施したり、トンネルを掘削した場所とは別の所に新トンネルの掘削が確認された」とし、10月と11月に撮影した写真を公開した。これまで豊渓里の核実験場では、06年に1回目の核実験をした東側トンネルなど3つのトンネルが確認されている。

しかし、最近撮影された写真では、これまで確認された北側トンネルと南側トンネルの間の北西側の場所に4つ目のトンネル(西側トンネル)の出口と新たに建てられた構造物が確認された。38ノースは今年4月、4つ目のトンネルの周辺に新たに建てられた構造物が隠された状態で確認されたとし、付近の河川に沿って木材が置かれている写真を公開したが、最近の写真では木材がきれいに片づけられ、トンネルの入口が確認された。38ノースは、「核実験が迫っている兆候は見られないが、新しいトンネルは北朝鮮がさらなる核実験を実施する能力を強化するだろう」と分析した。