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兵役問題で訴えられた鞖相文、プレジデンツカップ参戦で入国

兵役問題で訴えられた鞖相文、プレジデンツカップ参戦で入国

Posted October. 01, 2015 07:27,   

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今シーズンの米国プロゴルフ(PGA)ツアーの日程を全て終えた鞖相文(ペ・サンムン=29・写真)が帰国した。8日、仁川(インチョン)ジャック・ニクラウスGCで開幕する米国代表とインターナショナルチームの対抗戦で行われるプレジデンツカップに出場した後、軍入隊の手続きを行うためだ。

30日未明、太極(テグク)旗がプリントされたトランクを積んだカートを押しながら仁川国際空港の入国ゲートを出た鞖相文は、「昨年以降13ヵ月ぶりに米国から韓国行きの飛行機に乗ったが、一睡も寝れなかった。重い気持ちで帰って来た。(兵役問題で)ご迷惑おかけし、応援して頂いたファンの皆さんに申し訳ない。これからのことが重要だと思う」と話した。激しいストレスで円形脱毛症になった鞖相文は、「つらい時間もあったし、ゴルフに集中できない時間もあったが、失望的なものではなかった」と、今シーズンを振り返った。

兵役法違反の疑いで大邱慶北(テグキョンブク)地方兵務庁から告発されている鞖相文は、「来週月曜日(5日)にプレジデンツカップ出場選手が参加する初のミーティングが予定されている。その前に、静かに大邱に行って誠実に取り調べを受ける」と言い、「確かな手続きを踏まえて入隊したい」と話した。また、「PGAツアーから、何とか病気休暇の形で1年間の出場資格猶予を認めてもらったので、除隊後の復帰が可能になった」と説明した。

韓国人では唯一プレジデンツカップに出場することについては、「ベストを尽くして有終の美を飾りたい。(アン)ビョンフンさんには申し訳ない気持ちもある。落ち込んでいる韓国男子ゴルフが活気付く転機となることを望む」と意気込んだ。