極東放送の福音聖歌大会、３１日世宗文化会館で開催

第２３回極東（ククドン）放送の全国福音聖歌大会が３１日午後７時、ソウル世宗（セジョン）文化会館の大劇場で開催される。

この大会は、極東放送が創立２５周年を迎えた１９８１年に第１回が開催された。その後、キリスト教を基にした音楽家であるＣＣＭ（Ｃｏｎｔｅｍｐｏｒａｒｙ　Ｃｈｒｉｓｔｉａｎ　Ｍｕｓｉｃ）界のスターたちを輩出し、新しい音楽文化を先導してきた。

特に今大会は、信者だけが楽しむ文化フェスティバルから脱して、世間と一緒に呼吸をするという趣旨で行われる。ＣＣＭ出身でスターとなった歌手のソヒャンやソウル市立ミュージカル団のエキシビションショーが繰り広げられる。脱北者と多文化家庭など、様々な階層の人たちが招待され、ハーモニーをなす場も設けられている。

今大会には、３回の予選を経て選ばれた１０チームが出演する。大学生バンドの「アイノス」、全員がミュージカル役者で構成されている「ショーマスト」、ハスキーボイスのＲ＆Ｂを披露する「ヘセド」などが舞台に立つ。

極東放送の韓基鵬（ハン・ギブン）社長は、「今大会ではゴスペルというテーマの下、様々なジャンルの音楽が繰り広げられる」とし、「単なる競争ではなく、ハーモニーの姿が演出されるだろう」と語った。

dunanworld@donga.com