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英女王、7才の時にナチス式敬礼

Posted July. 20, 2015 07:14,   

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英エリザベス女王が幼少期にナチス式敬礼をする姿が映された映像が英メディアに公開され、論議を呼んでいる。英国王室は、女王がナチス式敬礼をしたことは事実としながら、流出の経緯を調査すると明らかにした。

英大衆紙サンは18日、「王家の敬礼法」と題する記事を8面で報じ、エリザベス女王がナチス式敬礼をする姿などが映った17秒の映像を公開した。1933年に撮影された映像を見ると、当時7才のエリザベス女王は、スコットランドにある英国王室の離宮であるバルモラル城で家族と共に時間を過ごした。その際、母親(後のエリザベス皇太后)がナチス式敬礼をするのを見て腕を上げてまねをした。女王の妹のマーガレット王女とおじのエドワード8世(当時皇太子)もナチス式敬礼をした。

英国王室は直ちに遺憾を表明し、流出経緯を調査すると明らかにした。王室関係者は、「家族がふざけて、当時ニュースで見た姿をまねたものだ」としながら、「当時は誰もナチスが今後どのような行動をするか分からなかった」と説明した。

王室の非難に対して、サンは、「映像にエドワード8世が登場するので、歴史的重要性があり、公益にかなう」とし、公開の理由を明らかにした。エドワード8世は1936年にヒットラーに会うなど、ナチスに友好的な人物として知られている。



snow@donga.com