Go to contents

金正恩氏、インドネシアで首脳外交デビューか

金正恩氏、インドネシアで首脳外交デビューか

Posted January. 26, 2015 07:00,   

한국어

韓国の外交部当局者は25日、「インドネシアが、4月22、23日にジャカルタで開かれるバンドン会議60周年アジア・アフリカ首脳会議と24日に開かれる記念式典に韓国と北朝鮮の首脳を招待する考えを伝えてきた」と明らかにした。その上で「北朝鮮が出席する考えを明らかにしたかどうかは分からない。(韓国)政府は様々な事項を考慮し、(朴槿恵大統領が)出席するかどうか検討する」と述べた。

1955年に初めて開かれ、非同盟運動の出発点となったバンドン会議の性格を考えると、金正恩(キム・ジョンウン)第1書記が5月9日にロシアで開かれる「対ドイツ戦勝70周年記念式典」に先立って4月にインドネシアで国際社会に姿を現す可能性もなくはない。

権力基盤の安定と内部統制のために故金日成(キム・イルソン)主席を模倣する金第1書記が、65年にインドネシアで開かれた会議に祖父の金主席と父親の故金正日(キム・ジョンイル)総書記が共に出席したのを見習う可能性があるからだ。国際的孤立を脱するために伝統的な友好国である東南アジア、アフリカ国家に誠意を示す必要がある。

05年のバンドン会議50周年記念式典には、中国の胡錦濤主席(当時)が出席した。今回、習近平主席が出席すれば、ロシア訪問の前に自然に中朝首脳が顔を合わせることができる。05年の式典では、韓国から李海瓚(イ・ヘチャン)首相(当時)が、北朝鮮からは金永南(キム・ヨンナム)最高人民会議常任委員長が参加した。