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仁川アジア大会組織委、選手団宿舎「九月アジアド選手村」を公開

仁川アジア大会組織委、選手団宿舎「九月アジアド選手村」を公開

Posted August. 27, 2014 03:14,   

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「よく食べてこそ、選手たちも自分の実力を発揮できるのではないでしょうか。そこに一番気を使っています」

仁川(インチョン)アジア競技大会組織委員会の李エリサ選手村長(60)は26日、大会に出場する45カ国の選手・役員が宿泊する予定の仁川「九月(クウォル)アジアド選手村」公開式で、食事に最も気を使っていると述べた。

1万平方メートルの敷地に建てられた食堂は3500人が同時に食事できる広さで、毎日24時間開放し、大会史上最高水準の食事を食べ放題で提供する。700人の調理師やスタッフが西洋・韓国・東洋・ハラール(イスラムの律法に基づいてムスリムが食べられる食物性料理や海鮮、肉類)料理など、計548種類(ソースを含む)のメニューを選手団に提供する。一食当たり約80種類のメニューがバイキングで提供され、5日ごとに献立が変わる。選手たちは1食当たり25ドル(1人)の食事を取ることになる。

ベジタリアンやアレルギーのある選手たちにも配慮している。アレルギーを患っている選手が、食堂内に常駐する栄養士や医師に自分の症状を説明すれば、各メニューに書かれた特定番号の食べ物に注意するよう教えてもらえる。

選手たちは9月5日から10月7日まで、22棟2220部屋の新築アパートで生活すことになる。宿舎から主な競技場やトレーニング場までは40分以内の距離だ。このほか、選手村の中にはスクリーン射撃場やライブバンド体験場、ネイルアート室、足湯施設も設けられている。激しいメダル競争で疲れを感じる選手にとっては「癒し」の空間になる見込みだ。選手村への入村式は9月12日に行われる。