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ソウルのK韓流文化特区、瑞草区が推進

Posted February. 12, 2014 03:25,   

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ソウル瑞草洞(ソチョドン)には、芸術の殿堂や国立国学院、韓国芸術総合学校の瑞草洞キャンパスなど、大規模な文化施設が集まっている。楽器販売や製作、修理を専門に手がけている楽器店100ヶ所あまりも密集しており、芸術家らが好んで訪れている。地下鉄3号線の新沙(シンサ)駅と隣接している蠶院洞(チャムウォンドン)も、若者たちや外国人観光客が多く訪れる名所となっている。最近は、韓流ブームとあいまって、新沙洞のカロス通りや狎鷗亭(アブグジョン)のロデオ通りと一緒に、Kポップ(K−pop=韓国大衆音楽)の特化通りとして脚光を浴びている。

ソウル瑞草区は、このような地域の特性を活かし、19年まで、KポップとKクラシック(K−classic=韓国型古典音楽)とをつなげた「瑞草Kー韓流文化特区(仮称)」を造成する。韓流文化特区は、芸術の殿堂周辺の「Kクラシック区域」と蠶院洞のザ・リバーサイドホテル周辺の「Kポップ区域」とに区分される。

芸術の殿堂から瑞草駅にいたる盤浦路(パンポロ=1.3キロ)と国立国学院からアクアアート歩道橋にいたる南部循環路(1.1キロ)のT字型区間、左右側の幹線沿いの30〜50メートルは、「Kクラシック区域」に飾られる。ここには、クラシック楽器の博物館や民俗楽器の博物館も建設される。アマチュア芸術家らが、管弦楽を演奏する街中音楽会が開かれ、一風変わったユニークなデザインの造形物や壁画に満たされたクラシック特化通りも造成される。

瑞草洞がKクラシックの名所なら、蠶院洞は、Kポップの中心地に変わる。Kポップ専用の公演会場が建設されるザ・リバーサイドホテル周辺の特化通り、Kポップスターの壁画通りが造成される。自由な想像力や実験精神を伺える弘益(ホンイク)大学前の「プリンジフェスティバル」に匹敵するKポップのフリーマーケットも開かれ、多彩な街中公園や蚤の市、展示会、食べ物市などを運営する。

瑞草区の陳翼迵(チン・イクチョル)区長は、「韓流文化特区を通じて、単に韓流コンテンツを楽しむことに止まらず、瑞草区は韓流を再生産していく中心的役割を果たすことになるだろう」と話した。

瑞草区は12日午後2時、区役所の大講堂で、「瑞草K−韓流文化特区」の指定に向けた住民公聴会を開き、今月中に、計画案を中小企業庁に提出する予定だ。特区の指定如何は、上半期(1〜6月)に決まる。