納めてもいない税金を払い戻す手口で、数十億ウォン台の税金を横領した税務公務員が検察に拘束された。横領したカネで５億ウォン台のイタリア製のスーパーカー「ランボルギーニ」を購入するなど、豪華生活を楽しみ、共謀した業者とは麻薬パーティーも開いたことが明らかになった。
ソウル南部地検刑事５部（金周原部長）は２３日、中古車売買業者のチョ某容疑者（４４）ら業者５人と共謀して法人税と付加価値税の払い戻し決議書を虚偽で作成し、３９億ウォンの払い戻し税額を横領した容疑で元ソウル江西（カンソ）税務署７級公務員のチョン某容疑者（３３）を拘束捜査していることを明らかにした。
検察によると、チョン容疑者は０８年から３年間、自身が担当していた会社法人の代表であうチョ容疑者と共謀し、法人名義で税金払い戻しを申請したかのように公文書を偽造し、納めてもいない税金に対する払戻金３９億ウォンを受け取った容疑だ。
チョン容疑者は、これらと麻薬を投薬しながら親交を深め、犯行を謀議した。横領した払戻金は、共謀した業者らで分けたという。
minki@donga.com
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