Go to contents

高3受験生らパニック…随時2次競争が激しくなる模様

高3受験生らパニック…随時2次競争が激しくなる模様

Posted November. 20, 2010 08:30,   

한국어

11学年度の大学修学能力試験(修能=日本のセンター試験)翌日の19日、仮採点の結果を受け取った現場の高校は、パニック状態に陥っている。仮採点の結果に失望した生徒の半分近くが登校しない学校もあった。すでに随時募集に合格した受験生らだけが割合平穏な表情だった。

入試関連会社が領域別の1等級区分点数の推定値(元点数基準)を、多くは昨年より10点以上下げて発表したものの、現場の学校では、「その点数も高すぎる」という反応だった。「教育放送(EBS)との連携率70%だけを信じたのが間違いだった」という不満の声も少なくない。

特に、主に自然系生徒らが受ける数理「カ」型は、成績が昨年に比べ暴落した。1等級区分推定値を発表した入試会社各社は、軒並み80点以下と見込んだ。昨年より9点以上下がった点数だ。言語や数理「ナ」、外国語は2〜4点が下がるだろうという予測だ。中下位圏はもとより、最上位圏の生徒らも点数が大幅に下がるものと見られる。メガスタディーは、数理「カ」や外国語領域の満点者は、昨年の3分の1に減少するものと見込んだ。

生徒らは、「EBS連携問題は余りにも易しく、残りの問題は余りにも難しかった」と話した。私教育費削減のため、EBSとの連携というアイデアが出たものの、むしろ生徒らの混乱だけ助長させたという指摘だ。一人の高校教師は、「もはや子供らは、問題がEBS教材から出ることを知っており、正解を求め、私教育市場にさらに詰め掛けるのでは」と話した。

修能成績の暴落で、各高校の入試指導担当教師らは直ちに、「足元に火」がついた。一般的に、修能の難易度が高ければ、浪人生らの成績がよく、高3生徒らの定時選考はその分だけ不利にならざるを得ないからだ。また、中上位圏生徒らが下方志願し、連鎖的な志願混乱も増すものと見られる。

これを受け、修能後に願書を受け付ける今年の随時2次募集は、史上最高の競争率を記録するだろうと、入試関連会社各社は見込んでいる。定時も中位圏を中心に、周りの志願動向に神経を尖らせたりや最後まで粘ってから志願する現象が激しくなる見込みだ。



kini@donga.com