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大教協、「一部のメディアによる大学評価は認めない」

大教協、「一部のメディアによる大学評価は認めない」

Posted October. 15, 2010 08:20,   

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全国の各大学は、一部のマスコミで実施している大学評価に反対し、協力しないという意思を公式に明らかにした。韓国大学教育協議会(大教協)は14日、全国大学総長の名前で、「メディアによる大学評価についての大学の立場」という決議文を発表し、「大学を序列化する評価に協力できず、順位発表は認めない」と明らかにした。

大教協は、「メディアによる大学評価は、評価の専門性や妥当性が足りず、序列化を助長し、商業的な活用などの深刻な問題をはらんでいる」と主張し、「大学の競争力強化や教育質の改善に、共に役に立たない」と述べた。大教協の成泰濟(ソン・テジュエ)事務総長は、「メディアが今のような評価を続けるなら、資料協力には応じないという意味だ」とし、「6月に開かれた大学総長セミナーで決議した後、各大学の意見を取りまとめて決定した」と説明した。

大教協は、△「評判の度合い」を点数化すること、△「量的評価」に偏ること、△総点による順位、なので一つの項目で最低点がついても、最終的には高い点数をもらうこともできることなどを理由に、「評価の妥当性が無い」と明らかにした。大教協はまた、「順位発表で過度な競争を招くだけでなく、評価そのものがPR効果を高めることに繋がっている」と指摘した。

李ヨンホ大教協・大学評価院長は、「各大学ごとに特性が異なるのに、画一化された基準で評価すれば、かえって大学の特性化を傷つけ、競争力を弱化させかねない」と話し、「これまで、一喜一憂する大学もあり、結果を無視する大学もあったが、このままではいけないという共感もあった」と語った。大教協の発表に先立ち、先月、ソウルの8つの大学の教授協議体連合会は、メディア主宰の大学評価に反対するという声明を発表した。

大教協は、メディアによる大学評価の代案として、「評価認証制」を導入する計画だ。李院長は、「序列化を助長する順位評価ではなく、質的評価で、大学情報公示制によって公開された実際の資料を利用し、大学の負担を最小限にとどめる方針だ」と説明した。



baron@donga.com