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郵便局を装った振り込め詐欺にご用心

Posted September. 15, 2010 07:46,   

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「こちらは中央郵便局です。お客様の秋夕(チュソク=旧暦8月15日の節句)の宅配が返送されましたので、身元の確認のため、お客様のお名前と住民登録番号、クレジットカード番号をお知らせください」

今後、このような電話がかかってきたら、ひとまずは切ったほうがよい。祝日を控え、個人情報を狙った新たな手口の電話詐欺(振り込め詐欺)の可能性が高いからだ。

郵政事業本部(郵本)は14日、「最近、秋夕を控え、郵便局の宅配を装った振り込め詐欺が増えている」とし、注意を呼びかけた。郵本は、「今月に入り、電話詐欺が疑われる問い合わせの電話が1日平均、60〜70件に迫っている」とし、「その大半が、秋夕の宅配返送を口実にした電話だ」と説明した。

電話での詐欺犯らはまず、秋夕の郵便物が返送されたという自動応答電話で近づいた後、相談員への連結ボタンを押せば、「お客さまの個人情報が流出されたようだ」とし、名前と電話番号、住民登録番号、クレジットカードの番号などを要求するという。

郵本側は、「最近は、詐欺犯らが韓国系中国人の言葉を使わないので、区別が一段と難しくなった」と言い、「郵便局は絶対、自動応答電話で返送の案内をせず、住民登録番号やカード番号も問わない」と強調した。

郵本は特に、高齢者たちは騙されやすいと見て、高齢者の集まるところは公民館などに直接、集配人を送り込み、振り込め詐欺の手口や被害予防要領についてPRすることにした。郵便局への振り込め詐欺の通報電話は、郵便局のコールセンター(1588−1300)。



imsun@donga.com