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出産休職なら年770万ウォンの所得を失う

出産休職なら年770万ウォンの所得を失う

Posted September. 09, 2010 03:14,   

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30代の女性就職者が出産のために仕事を休むことになれば、年間770万ウォンの所得を失うことが、調査の結果分かった。仕事と家事の両立を可能にし、女性就業者のキャリアが打ち切られることを減らし、女性の経済活動への参加率を経済協力開発機構(OECD)平均水準に引き上げれば、韓国の1人当たりの国民所得は、09年の1万9830万ドルから約2796ドル増の2万2626ドルになるだろうという分析が出た。

三星(サムスン)経済研究所は8日、延世(ヨンセ)大学経営学部の張恩美(チャン・ウンミ)教授の研究や統計庁、OECD資料などを分析し、このような内容の「大韓民国の働くママの実際を巡る報告書」をまとめた。

同報告書は、働くママとは、妊娠したり、子供が高校以下の就職女性と定義した。同研究所は、彼女らが実際会社で感じる葛藤や苦痛、期待事項などを把握するために、働くママを含め、管理者や同僚、人事担当者など計21社、71人を対象に聞き取り調査を行い、働くママを巡る様々な見方を把握した後、1931人に対し、アンケートを行った。

アンケートの結果によると、働くママが苦労を覚える主要対象(複数回答)は、会社制度や雰囲気(53.7%)、職場上司や同僚(29.2%)、子供(学校や保護者を含む)(27.4%)、夫(18.4%)の順だった。家庭より会社制度や雰囲気、同僚との関係など、職場でより多く苦労を感じているという。

働くママが職場や家庭で感じている葛藤は、△仕事と家庭の両立が難しい組織雰囲気、△組織での成長ビジョンの不足、△母性保護制度を実質的に活用できない現実、△働くママと、上司や同僚との認識に大きなギャップ、△子供の学校生活への支援不足、△保育機関の質や費用問題、△夫の家事分担の不足だった。



sublime@donga.com