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天安艦切断面の立体映像、米海軍に分析依頼へ

天安艦切断面の立体映像、米海軍に分析依頼へ

Posted April. 29, 2010 07:25,   

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軍は、海軍哨戒艦「天安(チョンアン)」の艦首と艦尾の切断面を撮影した写真を米国海軍施設に送り、分析する計画だ。

軍のある当局者は28日、「艦体の切断面を撮影し、分析する米国の技術水準と装備が、韓国よりもレベルが高い。切断面を撮影した立体映像を米海軍の専門分析施設に送り、精密分析を依頼する計画だ」と明らかにした。写真分析は、米バージニア州ノーフォーク市とメリーランド州アナポリス市など米東部にある海軍専門分析施設が行うという。

また、天安艦沈没原因を調査する民官と軍による合同調査団は、天安艦が70年代に韓国軍が設置した機雷の爆発で、沈没した可能性を排除した。ウォン・テジェ国防部報道官は、「合同調査団が、国内の爆発物専門業者に依頼し、70年代に韓国軍が白翎島(ペクリョンド)海域に設置した機雷の爆発の可能性について調査した結果、技術的、科学的に爆発の可能性はないという結論を下した」と明らかにした。

さらに、「当時、機雷を設置した白翎島海域の海図を確認した結果、設置した機雷が一部除去されずに残っているとみられるが、天安艦沈没の地域ではないことが確認された」と付け加えた。

70年代、北朝鮮が西海(ソヘ・黄海)の5島周辺地域に侵入の際、韓国軍が北朝鮮特殊戦部隊の奇襲に備え、白翎島付近の海域に設置した機雷は、爆雷を改造し、陸地で起爆装置を使用し、爆発させる一種の「海上クレイモア」であり、すでに除去された起爆装置を点火しなければ、爆発が起きない。また、当時、機雷を設置した地域は、天安艦が沈没した白翎島の西南の方角ではなく、白翎島の北方400メートル海域だと、軍関係者は明らかにしている。



zeitung@donga.com