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「老人」は何歳から? 法律によって基準まちまち

「老人」は何歳から? 法律によって基準まちまち

Posted March. 08, 2010 09:50,   

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「老人」の自殺がこの20年間、5倍以上増加したという治安政策研究所の報告書が公開されたことを機に、老人の基準年齢をめぐって議論が起きている。この報告書が引用した警察庁の統計は、老人を61歳からと定義していることに対し、統計庁は65歳から老人と分類する。

老人関連の法律ごとに老人の基準年齢はまちまちだ。高齢者雇用促進法では50歳以上〜55歳未満を準高齢者、55歳以上を高齢者と定めている。老人福祉法は65歳以上を老人と見ている。老人施設を利用できる年齢も統一されていない。老人福祉館と老人教室は60歳以上から利用することができる。一方、敬老堂を含めて老人公共施設は65歳以上から無料で利用できる。

協成(ヒョプソン)大学社会福祉学科の李グンホン教授(韓国老人福祉学会長)は、「国ごとに状況が違うが、ほとんどの場合、年齢で(老人を)分類しており、米国や欧州では65歳以上を老人と定めている」と話した。

しかし、平均寿命が長くなり、老人基準年齢を70歳以上へ上向き調整しなければならないという意見が多くなっている。保健福祉家族部が昨年7月に実施した老人実態調査によると、自分が老人だと思い始める年齢は70〜74歳(51.3%)が最も多かった。昨年、韓国人の平均寿命は79.5歳で1980年(66.2歳)より13.3歳伸びた。



woohaha@donga.com