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統計庁、「09年度の韓国社会指標」を発表 少子高齢化が顕著

統計庁、「09年度の韓国社会指標」を発表 少子高齢化が顕著

Posted March. 05, 2010 09:56,   

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昨年、小学校教師1人当たりの生徒数が初めて20人を割った。幼年人口(1〜14歳)100人当たり65歳以上の老人人口を示す老齢化指数は初めて60を越えた。生まれる子どもの数は減っている一方、老人人口は増える少子高齢化が急速に進んでいる。

統計庁は4日、このような内容を盛り込んだ「09年韓国の社会指標」の冊子を発刊した。統計庁は韓国社会の変化ぶりを総合的に把握するため、1979年から毎年社会指標を作成している。今度は人口、労働、保健など、13の分野で479の指標を収録した。

●高齢化が進んでいる韓国

昨年、総人口は4874万7000人で、前年度より0.29%増加した。その中で、65歳以上の人口は519万3000人で、歴代最高の10.7%を記録した。この比率が7〜14%の場合、高齢化社会に分類されるが、韓国は00年に既に高齢化社会になった。

老齢化指数は63.5で前年度より4.2ポイント上昇し、初めて60ラインを突破した。幼年人口が100人だとすると、65歳以上の老人人口が63人を越えるという意味だ。1980年の11.2と比べて5.7倍へ拡大した。生産可能人口(15〜64歳)に対する老人数を示す老年扶養費は14.7で、1年の間で0.4ポイント高くなった。生産可能人口6.7人が老人1人を扶養しているわけだ。

いっぽう、少子化の影響で教師1人当たりの生徒数と学級あたりの生徒数は持続的に減っている。昨年、小学校教師1人当たりの生徒数は19.8人で、08年より0.5人が減り、初めて20人を下回った。中学校は18.4人で0.4人減ったが、一般系高校は16.7人へ0.3人増えた。中学校と一般系高校の教師1人当たりの教師1人当たりの生徒数は、01年に既に20人を割った。学級当たりの生徒数は、小学校27.8人、中学校34.4人、一般系高校35.9人だった。

●教育熱は最高

昨年、総世帯数は、1691万7000世帯で、前年度より1.5%増加した。このうち、1人世帯は20.2%で、00年の15.6%より大幅に増えた。世帯当たりの教育費は年間349万3000ウォンで、世帯の消費支出で占める割合が歴代最高の13.5%に達した。

昨年、大学進学率は81.9%で10年前の1999年(66.6%)よりはるかに高いが、08年(83.8%)よりは下落した。しかし、政府は大学進学率が過度に高いレベルであるため、社員を採用しようとする企業と求職者の間にミスマッチ(不一致)が深刻だと見て、産業界の需要に合わせて大学入学人員と学科を構造調整する作業を進めている。

一方、携帯電話は生活必需品になった。昨年、携帯電話の加入者数は4794万4000人で、人口100人に98.4人の割合だ。反面、一般電話の加入者数は2009万人で、前年度より9.2%減少した。

超高速インターネットの加入者数は、1547万5000人で00年に比べて4倍ぐらい増加し、満3歳以上の人口の中でインターネット利用者は77.2%だった。インターネットバンキング口座は5921万個で、00年(409万個)より14倍増加した。



lovesong@donga.com