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日本の関西独立リーグ「コリアヘチ」にかける期待

日本の関西独立リーグ「コリアヘチ」にかける期待

Posted December. 24, 2009 08:52,   

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物事の是非を判断する伝説と想像の中の動物である「ヘチ」(絵)。ソウル市は昨年、ヘチをソウルの代表的なシンボルに指定した。市は、市の庁舎や漢南(ハンナム)大橋などにヘチの造形物を設置することにするなど、ヘチの広報に熱を上げている。しかし、ヘチがどうしてソウルのシンボルなのかという反論も根強い。ヘチは中国や日本にも存在するという指摘が出ている。このため、市の一方的な広報を批判する声もある。

このような議論の中で、ヘチが日本にもその名を知らせる。韓国選手と在日韓国人から成る野球チームが「コリアヘチ」という名で、年明けに日本の関西独立リーグに進出する見通しだ。在日韓国人が大勢住む大阪をフランチャイズにしたこのチームの元々の名前は、コリア・タートルシップ(亀船)。ところが、この名前が反韓感情を触発しかねないという指摘が出た。リーグの実務者のうち、拒否感を示した人もいるという。

新たな名前を探していた球団は、ソウル市のシンボルがヘチだということに着目し、最近、チームの名前をヘチに変えることにした。ヘチのイメージ使用承認権も取り付けた。それでこの球団の選手らはユニホームやジャンパーなどにヘチマークをつけてプレーすることになる。ソウル市の関係者は、「チームが良い成績を出して注目を集めれば、その分、ソウル市とヘチの広報につながる」と喜んだ。

今年スタートした関西独立リーグは、日本の3番目の独立リーグで、コリアヘチなど4チームが参加して、チーム当り72試合を行う。ソウルでも6試合を行う予定だ。コリアヘチの監督としてはパク・チョルウ元起亜(キア)コーチらが取り上げられている。LGやSKなどでプレーしたソン・ジファンらが選手として登録されている。



uni@donga.com