米国と日本が1960年の安全保障条約改定のさいに交わした「韓半島有事の米軍の戦闘作戦行動」に関する「密約」とみられる文書が日本外務省で見つかったと、読売新聞が11日付で報じた。
同文書は、米国国立文書保管所が数年前に秘密解除した直後、「安全保障上の理由」で再び非公開に分類する過程で外部に知られたが、日本政府は密約の存在を否定してきた。民主党政府がスタートして以来、密約に関する真相調査の過程で初めて発見されたものだ。
日本政府が真相調査を進めている密約は、△1960年に日本への核の搬入の黙認、△韓半島有事の戦闘作戦行動、△1972年の沖縄返還時に議論された核搬入などの4件。
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