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幼年人口が41%⇒16% 統計で見る1950年代と今

幼年人口が41%⇒16% 統計で見る1950年代と今

Posted November. 21, 2009 09:15,   

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1950年代と現在とを比較すれば、韓国社会はどれぐらい変わっているのだろうか。その間、国土は3%程度拡大し、年平均気温は上昇している上、国民の間では高齢化が急速に進んでいることがわかった。

20日、統計庁によると、新たに取りまとめた1952〜1962年間の統計データベースを基に、今年とさまざまな指標を分析した結果、14歳以下の幼年人口の割合は、1955年=41.2%から今年は16.8%へと大幅に減少した。一方、65歳以上の高齢人口は、同期間、3.3%から10.7%へと、3倍以上高まった。これを受け、高齢人口を幼年人口で割った高齢化指数は8.0から63.5へと、約8倍も高まった。それだけ、韓国が急速に年老いていくことを意味する。

このような人口変化は、学校生活にも影響を及ぼした。小学校教員1人あたりの児童数は、1956年=58.9人から今年=19.8人と大幅に減った。同期間、教員数は4万9600人から17万5000人と、約3.5倍増加したものの、児童数は292万人から347万人へと約1.2倍の増加に止まったためだ。

国土面積は増えた。1954年=9万6929平方キロメートルから、昨年は10万140平方キロメートルと、3211平方キロメートル(3.3%)が増えた。統計庁の関係者は、「干拓事業を通じ、海や河川が相次いで陸地へと変わったためだ」とし、「1950年代と現在との海岸線を比較してみれば、海岸線が一際柔らかくなったことが、これを裏付ける」と語った。

慶尚北道(キョンサンブクド)は、1954年当時、1万8991平方キロメートルと、国土の19.6%を占め、最大面積の行政区域だった。現在も1万9028平方キロメートルも最も大きい。

ソウルの年平均気温は、1952年=11.3度から昨年は12.9度と1.6度も上昇した。平気気温が最も多く上がったのは大邱(テグ)で、同期間12.5度から14.6度へと急激にあがり、2.1度も上昇した。一方、全羅南道木浦(チョンラナムド・モクポ)や麗水(ヨス)はそれぞれ、1.0どずつ上昇し、最も少ない気温上昇となった。

今回の統計のデータベースには、韓国戦争の被害も収録された。戦争期間中の人命被害は99万人、財産の被害は410億6000マンウォンと集計された。財産被害は、建物の被害=182億9000マンウォン、資産や施設被害=220億9000マンウォン、家畜の被害=6億8000マンウォンなどとなっている。



lovesong@donga.com