Go to contents

一部家電製品に来年4月より消費税7%へ

一部家電製品に来年4月より消費税7%へ

Posted August. 14, 2009 08:15,   

한국어

政府は来年4月より、エネルギー消費量が多い冷蔵庫やエアコン、テレビ、ドラム式洗濯機を対象に約7%の税金を課すことを決め、議論が予想される。税金を課す基準は、テレビのインチや冷蔵庫のリットルなどの容量基準ではなく、消費電力(W)となる見通しだ。

13日、企画財政部と家電業界によると、政府は最近、4大家電製品のうち、エネルギー消費量の多いモデルの出庫価格に課す個別消費税を、暫定的に5%に決めたという。個別消費税を5%課すことになれば、消費税の30%の教育税(1.5%)などを含め、計7.15%の税金が、製品の出庫価格に課されることになる。家電メーカーが税金の一部を負担せず、全て消費者に転嫁した場合、消費者らは200万ウォンの冷蔵庫を購入する際、14万3000ウォンをさらに支払わなければならない。

5%の個別消費税率は、当初取り上げられていた5〜10%のうち、最低水準だ。専門家らは、政府が消費に及ぼす悪影響や家電業界の反発などを考慮し、低い税率を選択したものとみている。政府は、業界に対し、製品のエネルギー消費量を削減する時間的余裕を与えるため、消費税を来年4月1日の出庫分から課す案を検討している。

しかし、各家電メーカーの反発が激しく、実際に導入されるかどうかはまだ不明。家電業界関係者は、「消費の萎縮が目に見えているのにも関わらず、税金を課すことに拘る理由が分からない」と語った。個別消費税を引き下げた自動車との公平性問題だけでなく、消費税の基準が、効率からエネルギー消費量に変わったことを受け、「贅沢税」の性格に変ったのではないかという指摘も出ている。

企画財政部は、「対象品目や税率、適用時期などの具体的な内容は、最終的には決まっていない」と説明した。



peacechaos@donga.com