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米名門ダートマス大学総長に韓国系のハーバード大学教授が内定

米名門ダートマス大学総長に韓国系のハーバード大学教授が内定

Posted March. 04, 2009 07:43,   

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「韓国人の学生たちも、これからは名門大学に入るために勉強ばかりするのではなく、貧しい境遇の人々を助ける心を持たなければなりません」

ハーバード大学医学部の金墉(キム・ヨン)教授は2日、米アイビー・リーグのダートマス大学総長内定の発表の直後、ニューヨーク特派員との電話インタビューで、韓国学生への一言を求めた質問に、このように答えた。

ハーバード、イェール、プリンストン、ダートマスなど、米東部の名門私立8大学を指すアイビー・リーグは、米国の未来の指導者養成を主導する大学であり、これまで韓国人だけでなく、アジア系が総長に選任されたことはなかった。

約10日前に総長職の打診を受けたという金教授は、「5歳の時に米国に移民に来たが、アイビー・リーグの総長を引き受けることになり、韓国移民社会を代表する人になったようで、非常に光栄に思う」と話した。

ダートマス大学は、現総長が退任の意思を明らかにした昨年6月から、約400人の候補者を対象に選任作業を進めてきた。

アジア系の家庭が2世帯しかないほど馴染みのない米中部アイオワ州マスカティーンに移民としてやって来た金教授は、ブラウン大学を卒業し、ハーバード大学で医学博士と人類学博士の学位を取得した後、20年以上ハーバード大学で学生を指導してきた。

金教授は、学者にとどまらず、南米などの発展途上国でエイズや結核など、貧しい人々の疾病撲滅の活動を主導し、人道主義的な活動と国際医療活動でも名声を集めてきた。04年には、世界保健機関(WHO)エイズ局長に任命され、世界的なエイズ撲滅プログラムの拡大を主導した。05年には、米誌「USニュース・アンド・ワールド・レポート」が、金教授を「25人の米国のベストリーダー」に選定し、06年には米誌「タイム」が、「世界で最も影響力のある100人」に選んだ。

金教授は、「今後、疾病撲滅活動はどうなるのか」という質問に、「これまでは、自ら身を投じて疾病撲滅に取り組んだが、問題を解決するのにより大きな影響力を発揮できる次世代を指導することに力を注ぐ時になった」と強調した。

金教授は2日、ダートマス大学で演説を行ない、「誰よりも両親に栄光を捧げたい。歯科医師として働いた父は、私に勤勉の美徳を教え、哲学を学んだ母は、他人に対する尊敬を教えた」と語った。

金教授は06年5月、東亜(トンア)日報のインタビューに対して、「韓国は、低開発国の医療支援に消極的だ。韓国の経済規模は拡大しており、世界をもっと住みやすくすることにも目を向けてほしい」と話していた。



higgledy@donga.com