
デンバー・ナゲッツが米プロバスケットボール西部コンファレンス準々決勝進出の可能性を高めた。
デンバーは28日、米コロラド州デンバーのペプシセンターで開かれたダラス・マーベリックスとのホームゲームで、カーメロ・アンソニー(32得点)、アレン・アイバーソンの活躍で、118−105で勝利をおさめた。
4連勝で9位のデンバーは44勝28敗、8位のゴールデンステイト・ウォリアーズ(44勝27敗)を0.5ゲーム差で追撃している。ゴールデンステイトも、ポートランド・トレイルブレイザーズを111−95で制し、興味津々の8強争いを予告した。
デンバーは、アンソニーとアイバーソンがチーム得点の半分を超える63得点をマーク、勝利を導いた。
悪性腫瘍除去手術を受けたデンバーのフォワード、ネネ・ヒラリオは競技終了1分17秒を残してコートに立ち、ホーム・ファンのスタンディングオベーションを受けた。
ダラスは、ジョシュ・ハワードが30得点、ジェイソン・キッドが19得点に15アシストをし、奮戦した。しかし、負傷のため欠場した「ドイツ兵曹」ダーク・ノビツキーの空白を埋めるには力不足だった。
前半を60−70でリードされたデンバーは第3クオーター終了5分34秒前、アンソニーのスラムダンクで80−79と逆転に成功した後、アンソニー・カーターが得点に加勢し、勝機をつかんだ。
デトロイト・ピストンズは、弱体マイアミ・ヒートを85−69で破り、51勝21敗で東部コンファレンス中部地区優勝を確定した。2連敗に陷ったマイアミは今シーズン、わずか13勝(59敗)しかしていない。
デトロイトは、主砲のリチャード・ハミルトンが負傷で欠場したが、代わりに出た新人アーロン・アファロが15点を入れ活躍した。
一方、今シーズン、31勝41敗で不振に陥っているニュージャージー・ネッツは、監督更迭説を一蹴した。
ニュージャージーのロード・ソン社長は、「マスコミとファンが、ローレンス・フランク監督の交替を望んでいるのは知っているが、現在としては、交替する考えは全くない」と語った。
hic@donga.com






