国際原油価格の急騰と農産物、公共料金などの値上がりで、消費者物価上昇率が3年2ヶ月で最高値となった。
統計庁が昨年12月31日に発表した「12月消費者物価動向」によると、先月消費者物価は06年12月より3.6%上がった。このような上昇率は、04年10月3.8%以来最高のものだ。
前年同月比消費者物価上昇率は、06年から昨年9月までずっと3%以下に抑えられていたが、昨年9月2.3%から10月3.0%に急騰した後、11月3.5%に跳ね上がった。
食料品など日常生活の必需品で構成される生活物価指数は、06年12月より4.8%増となっており、魚、野菜、果物など新鮮食品指数の上昇率も5.6%に上る。
品目別では、大根(118.3%)、白菜(109.3%)、ネギ(99.0%)、金の指輪(28.1%)、灯油(22.9%)、ガソリン(15.0%)などの順で上昇幅が大きかった。都市ガス(10.9%)、地下鉄料金(10.9%)、市内バス料金(8.5%)など、公共料金も大幅に値上がりした。
一方、昨年年平均消費者物価は06年比2.5%アップしたものと集計された。
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