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香港警察、WTO韓国デモ隊の大半を釈放

香港警察、WTO韓国デモ隊の大半を釈放

Posted December. 20, 2005 08:32,   

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世界貿易機関(WTO)閣僚会議が開かれた香港で、グローバル化に反対するデモを展開した容疑で地元警察に連行された韓国人の大半は釈放されたが、そのうち12名は19日午後6時(現地時間)現在まで、警察の取り調べを受けている。

彼らの一部は、逮捕の可能性もあるとみられる。

香港警察は19日、前日に総1149人のデモ参加者を連行しており、うち韓国人は男性851人、女性150人で計1001人だったと明らかにした。そのうち、女性150人と12歳の男児1人など151人は同日未明、釈放されており、同午後6時から838人を釈放し、計989人が解放された。残り12名は、起訴判断のための取り調べを受けている。

香港裁判所は、拘禁状態の12名を逮捕するかどうかを決める1回目の裁判(予備尋問)を、遅くとも20日に開始する予定だ。

香港の曽蔭権(ドナルド・ツァン)行政長官は同日、「公共の器物を破損し、警察を攻撃することは、正当な方法ではない」と指摘した。警察への暴行など重大な違法行為が確認されれば、逮捕され、2〜3ヵ月中に2度目の裁判を受けることになる。

香港の韓国総領事館は、2度目の裁判を受けることになっても、保釈金を支払えば在宅起訴の状態で法的手続きを踏むことになるものとみている。

同日、観塘裁判所で解放された韓国人女性61人は、連行の過程で警察がほおを殴りトイレに行くことも許さなかったとし、裁判所前で1時間にわたって座り込みを行った。これを受け香港警察は、人権侵害行為の存否について、内部の監察班を通じて正式に調査するとしている。

同日、香港入りした李揆亨(イ・キュヒョン)外交通商部次官は、香港保安局の李少光(エンブローズ・リー)局長(日本の法務相に該当)らに会い、拘禁された韓国人への善処を要請した。



libra@donga.com