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黄教授研究の倫理問題、大統領諮問機関が真相調査へ

黄教授研究の倫理問題、大統領諮問機関が真相調査へ

Posted November. 30, 2005 07:19,   

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黄禹錫(ファン・ウソク)ソウル大碩座教授研究チームの倫理問題に対し、大統領諮問機関である国家生命倫理審議委員会が真相調査に乗り出すことになった。

委員会は29日、懇談会を開き、黄教授の研究の倫理問題と関連する機関に資料と意見を提出してもらい、検討した後、来月13日、公式会議を開いて最終結論を下すことに決めた。

委員会はこのため、ソウル大医学部教授である趙漢翊(チョ・ハンイク)副委員長を中心に、資料要求を担当する3名の実務チームを構成した。同日の懇談会には、全体委員21名の中20名(政府委員7名は全員代理人)が出席した。

法務法人ファウの代表弁護士である梁三承(ヤン・サンスン)委員長は、「生命倫理法施行令7条によって、関連機関に資料と意見の提出を要求する計画だ。関連機関は黄教授研究チーム、ミズメディ病院、漢陽(ハンヤン)大機関倫理審議委員会、ソウル大獣医学部機関倫理審議委員会の四つになるだろう」と言った。

委員会が検討する事項は、△研究員卵子寄贈の法的・倫理的適合性、△卵子提供者に金銭を提供したことの法的・倫理的適合性、△漢陽大機関倫理審議委が卵子寄贈の倫理を検証したことが適切かどうか、△ソウル大獣医大機関倫理審議委が倫理論難を調査した手続きと方法が妥当だったかどうかの4項目だ。

梁委員長は同日、「『調査』という表現は適切でないが、委員会が法的・倫理的不適合性がなかったかどうか結論を下すためには、事実関係の再検証が必要だ」と言った。

梁委員長はまた、「国内倫理よりグローバル・スタンダードに合わせ結論を下すことになるだろう」と言い、研究員の卵子寄贈問題を、「東西洋の文化の差」と主張したソウル大獣医学部機関倫理審議委と違う結論を下すかどうかが注目される。



susanna@donga.com