Go to contents

国際生命倫理指針ヘルシンキ宣言、学者の8割が「知らない」

国際生命倫理指針ヘルシンキ宣言、学者の8割が「知らない」

Posted November. 25, 2005 08:29,   

한국어

国内の生命工学研究者10人のうち8人は、1964年に制定された国際生命倫理指針である「ヘルシンキ宣言」について、十分に知らないことが分かった。また2人に1人は、生命工学実験に関連する倫理教育を一度も受けたことがなかった。

このような実態は、本紙が浦項(ポハン)工科大学生物学研究情報センター(BRIC)傘下の科学分野アンケート調査機関である「サイオン(SciON)」に依頼して、23、24日の二日間実施した生命工学研究者の倫理意識の調査で明らかになった。

アンケート調査には大学、政府出資研究所、病院、ベンチャー企業で生命工学分野の研究を行っている963人の研究者が参加した。

回答者の46%(440人)はヘルシンキ宣言について知らないと答え、39%(374人)は聞いたことはあるが内容はよく知らないと回答した。

ソウル大学獣医学部で黄禹錫(ファン・ウソク)教授チームの倫理問題を調査した研究倫理審議委員会(IRB)の存在についても、42%(402人)は「知らない」と答えた。



cosmos@donga.com