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国会・コメ騒動のかたわらで「笑い」の議論

国会・コメ騒動のかたわらで「笑い」の議論

Posted November. 24, 2005 08:34,   

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国会本会議場でコメ交渉批准同意案の採決をめぐり大声が飛び交った23日午後3時頃、本会議場にほど近い憲政記念館講堂では、叫び声の代わりに笑い声が聞こえた。

国会ユーモアフォーラムは、東亜日報社付設・21世紀平和財団と共同で特別シンポジウムを開催した。シンポジウムは、幼児教育関係者と父兄100人あまりが参加し、「笑わせるのが上手な子どもは勉強もできる」というテーマで開かれた。

野党ハンナラ党の李敬在(イ・ギョンジェ)議員は、冒頭発言で「政治家にとってユーモアは、単に笑わせるためのものではなく、国民をリラックスさせ勇気を与えることだと考え、国会ユーモアフォーラムをつくった」と話した。

パネラーとして出席した同党の鄭斗彦(チョン・ドゥオン)議員は、「笑わせるのが上手な子どもは勉強もできる、というのは、まさに私のことだ」と述べ、「他人を笑わせるということはまさに、自分を大事にし、愛することを意味する」という信条を披露した。

与党ヨルリン・ウリ党の金炯柱(キム・ヒョンジュ)議員も、「人を笑わせるということは、リーダーシップがあるということだ。国会議員も、カメラの前でよく笑う人ほど、当選回数の多い方々だった」と話した。

どうすれば人を笑わせることができるかについて、劉秀烈(ユ・スヨル)ロゴスフィルム代表は、「うまく笑わせるためには瞬発力も必要だし、判断力と表現力が優れていなければならない。笑わせるのがうまいということは、相手の気持ちを上手につかみ、自分に余裕があるということだ」と語った。

祥明(サンミョン)大学の鄭鴻澤(チョン・ホンテク)名誉教授は、「笑わせる能力があるということは、雰囲気をうまくリードして人を楽しませれば自分も嬉しい気分になるということを知っている、という意味だ。けれど、人を笑わせるといっても、その人の欠陥をからかったり傷つけたりしてはならない」と強調した。



tesomiom@donga.com